静岡広野病院 医事課です。
平成30年10月24日(水)病棟職員による、介護報告会が行われました。
①「シーティングにより可能性を広げよう」
(※シーティングとは…重力の影響を配慮した身体評価により、クッションなどを活用して座位姿勢を安全・快適にすることをいう。)
②「簡単抱き枕で拘縮予防」
↑↑この2つをテーマに研究・発表が行われました。
①について
車椅子骨盤乗車中に姿勢が崩れてしまう人に対して問題点をあげ経過観察した。
↓
(結果)骨盤を整えるシーティングを行い姿勢の崩れが軽減され、食事を自力で接種するという可能性が広がった。
②について
手作りの抱き枕を使用し、拘縮のある患者さまのポジショニングを意識しながら実施した。
↓
(結果)座位時の姿勢が改善し、以前に比べ食事の時間が短縮され、介助なしで摂れる時もあったり安全面にも効果があった。
今回の研究から今後課題としてあがったことは
「ケアは一時ではなく関わっている限り継続しなくてはならない」
「小さなことでも改善につながる可能性があるのならば、みんなで意見を出し合い可能な範囲で実践する」
ということです。
それが結果的に患者様にとって快適で安心して生活できる環境作りにつながるのだと思います。
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